睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、寝ているときに呼吸がとまり、大きないびきを繰り返す病気です。

 

10秒以上の呼吸停止を無呼吸と呼んでおりますが、この無呼吸が1時間に5回以上おこるとSASと診断されます。

 

健康と思われる成人の中にも睡眠時無呼吸症候群は数多く潜在しており、高血圧、不整脈、脳梗塞、狭心症、心筋梗塞等の循環器疾患、夜間突然死との関連も指摘されています。

 

また、睡眠時無呼吸症候群による睡眠不足が原因で、自動車・電車・航空機の運転/操縦中に 居眠りや判断ミスをしそれが事故へつながったケースも実際発生している他、労働災害、仕事 や学業の能率低下など極めて重大な社会問題を引き起こす病気として知られています。

 

しかし 治療方法も確立されておりますので、適切に検査・治療を行えば決して怖い病気ではありません。

睡眠時無呼吸症候群の合併症 特に習慣性のいびきがある場合 交通事故の発生率
●高血圧が2倍
●冠動脈疾患が3倍
●脳血管障害が4倍
の発症危険率があると言われています。

●心筋梗塞の発症が4倍

●一般ドライバーの7倍
の発症率があると言われています。

 

 

有病率 症状
●人口の1~2%以上
●成人男性の5~20%
●習慣性の強いイビキ
●日中の強い眠気